医薬品としても可能性がある

医薬品としても可能性がある

ラクトフェリンは乳幼児の健康を左右することから、さまざまな病気の治療に使うことができるとして研究が行われています。難治性の病気の治療として利用できるようになれば、ラクトフェリンの免疫力を高める効果を利用し、病気が改善できる日がくるかもしれません。

 

病気の原因のひとつといわれるのが体の酸化です。ストレスがかかると細胞が酸化し、老化が進んでしまいます。高齢になるほど体にある抗酸化作用が低下しやすく、サビが取りのぞけなくなると病気が発生します。

 

ラクトフェリンには抗酸化作用が確認されており、マウスに投与して比較すると生存率に違いが出ています。人にラクトフェリンを与えれば、酸化による病気の発生予防に繋がり、免疫力を高めて治癒させることも不可能ではないかもしれません。

 

体の酸化はがんや生活習慣病、免疫異常の疾患にも繋がります。原因不明の病気の多くは、酸化による影響を受けていると考えられており、体が持つ自然治癒力を高めれば、難治性の病気さえも治す可能性を秘めているのです。

 

病気への治療は欧米の研究が進んでおり、がんの治療に期待がかかっています。がんにラクトフェリンが使えるようになれば、現在の薬のような副作用のリスクが少なく、免疫力を高め患者さん本人の力で治していけるかもしれません。